太鼓祭
- 2011⁄08⁄24(水)
- 02:20
少し暑さも和らいでくれたかな~、と思ったら 今度は各地で洪水になるほどの豪雨ですね
南知多の内海で催された 今回の太鼓フェスティバルも、降り続く雨で 折角の野外ステージが使えなくなる事態になってしまいました
現地に向かう途中からまるで川の中を


雨雲と一緒に走っているような 凄まじい状況でしたので・・・会場が変更になってしまったのは ちょっと残念でしたが、中止にならなくて何よりというところ。

「エクスタジア2011」 の記事でも少し書きましたが、日本各地で催されている和太鼓フェスティバルに行くと よくまぁこれだけ沢山の太鼓と演奏者が集まるもんだと感心してしまいます。
勿論その他にも運営されている方々に観客、舞台や出店などに関わる人たちが集結しますから、普段は観光に訪れる人も居ないような鄙びた町でも 一気に大都会並みの人口密度になってしまったりするわけです

やっぱりお祭はこうでなくっちゃ
と 自然に演奏のテンションも上がりますが、五穀豊穣の夏越祭りじゃないんだし 何も一番暑い時にやらなくても・・・という感はありますね
太鼓の演奏は体力勝負ですから、真冬でも汗だくになるほどですし・・・演奏者も やはり筋肉隆々の男性が圧倒的に多い世界なので、ハッキリ言って暑苦しいのは避けられません (^^;)
まぁ暑くてだるいこの時期には、とことん熱い魂と演奏で スカッとするのもいいのかも知れませんね
毎回のことなのでもう慣れましたが、太鼓フェスの出演には 呆れるほど長い待ち時間というものが付いて回ります。
出演者の人数も他の音楽ジャンルではあり得ない位の多さですし、全部あわせると数百kgという太鼓を移動させるだけでも かなりの時間がかかるのは仕方ないですが・・・
現地入りしてリハーサルを済ませてから、本番まで4~5時間待つのは当たり前
今回も朝早くに出発して 昼過ぎには準備が終わったのに、出演時間は何と夜の8時過ぎでした
流石にその間 ずっと楽屋で過ごすというのも耐えられないので、現地で地図を入手して 街を散策して回るのが定番になってきました。
大抵の場合 会場自体が割と田舎町だったりするので、周辺には観光名所的な所は殆ど無いのが普通なんですが・・・そういう場所には、実は驚くほど古くて立派な神社が多いんですね
普通の人にはツマラナイかも知れませんが、何故こんな場所にこの御祭神が祀られているんだろう?という民俗学的な興味から 時には千年を超えるような御神木や歴史的にも貴重な建築など、僕にとっての見所は満載なんです☆
加えて 神社周辺にしか残されていない清冽な自然環境―――街中に突如として現れる 神秘的な太古の森を歩くだけでも、これほど穏やかで清浄な気分にさせてくれる場所はありません
エクスタジアが催された白山市の松任には、金剣(かなつるぎ)神社というのがありました。

御祭神その他は長くなるので他のサイトに任せますが、かの源義経が奥州へ向かう途中で剣を奉納した記録もある 何とも立派で荘厳な神社。
巨大な青銅の鳥居は全国的にもかなり珍しく、それも強く印象に残っています。
で、今回南知多の会場近くで巡り会ったのは―――『入見(いるみ)神社』 という、これもかなりの歴史を持つ式内社でした。

海に近い街らしく 宗像三女神など海にまつわる御祭神が多い神社でしたが、古い摂社も沢山あって 連綿と続く人々の祈りを受け止めてきた風格が感じられる とても良い場所でした。
もちろんお参りする際には、その地で演奏させて頂く感謝の念も込めて 磐笛の奉納奏上も欠かしません
神前で奏上していると どうしても他の参拝者の邪魔になってしまうので、誰も居なくなるのを見計らっての奉納になるのがいつものパターン。 (他の人が居ると ちょっと照れくさいってのもあるんですけど ^^;)
でも今回はその最中 後ろでサク・サクと土を踏む音がして、誰かが来てしまったのが判りました。
真後ろで立ち止まって聴かれているのも落ち着かないし、迷惑になってもいけないんで 早々に切り上げて参拝をお譲りしたのですが・・・
振り向くと、そこには誰もいませんでした

聴いていてくれたのが そこの神様だったら嬉しいんですけどね
いちおーこの僕でも、怖いものは怖いんで・・・そういうコトにしときます


南知多の内海で催された 今回の太鼓フェスティバルも、降り続く雨で 折角の野外ステージが使えなくなる事態になってしまいました

現地に向かう途中からまるで川の中を





「エクスタジア2011」 の記事でも少し書きましたが、日本各地で催されている和太鼓フェスティバルに行くと よくまぁこれだけ沢山の太鼓と演奏者が集まるもんだと感心してしまいます。
勿論その他にも運営されている方々に観客、舞台や出店などに関わる人たちが集結しますから、普段は観光に訪れる人も居ないような鄙びた町でも 一気に大都会並みの人口密度になってしまったりするわけです


やっぱりお祭はこうでなくっちゃ


太鼓の演奏は体力勝負ですから、真冬でも汗だくになるほどですし・・・演奏者も やはり筋肉隆々の男性が圧倒的に多い世界なので、ハッキリ言って暑苦しいのは避けられません (^^;)
まぁ暑くてだるいこの時期には、とことん熱い魂と演奏で スカッとするのもいいのかも知れませんね

毎回のことなのでもう慣れましたが、太鼓フェスの出演には 呆れるほど長い待ち時間というものが付いて回ります。
出演者の人数も他の音楽ジャンルではあり得ない位の多さですし、全部あわせると数百kgという太鼓を移動させるだけでも かなりの時間がかかるのは仕方ないですが・・・
現地入りしてリハーサルを済ませてから、本番まで4~5時間待つのは当たり前

今回も朝早くに出発して 昼過ぎには準備が終わったのに、出演時間は何と夜の8時過ぎでした

流石にその間 ずっと楽屋で過ごすというのも耐えられないので、現地で地図を入手して 街を散策して回るのが定番になってきました。
大抵の場合 会場自体が割と田舎町だったりするので、周辺には観光名所的な所は殆ど無いのが普通なんですが・・・そういう場所には、実は驚くほど古くて立派な神社が多いんですね

普通の人にはツマラナイかも知れませんが、何故こんな場所にこの御祭神が祀られているんだろう?という民俗学的な興味から 時には千年を超えるような御神木や歴史的にも貴重な建築など、僕にとっての見所は満載なんです☆
加えて 神社周辺にしか残されていない清冽な自然環境―――街中に突如として現れる 神秘的な太古の森を歩くだけでも、これほど穏やかで清浄な気分にさせてくれる場所はありません

エクスタジアが催された白山市の松任には、金剣(かなつるぎ)神社というのがありました。

御祭神その他は長くなるので他のサイトに任せますが、かの源義経が奥州へ向かう途中で剣を奉納した記録もある 何とも立派で荘厳な神社。
巨大な青銅の鳥居は全国的にもかなり珍しく、それも強く印象に残っています。
で、今回南知多の会場近くで巡り会ったのは―――『入見(いるみ)神社』 という、これもかなりの歴史を持つ式内社でした。

海に近い街らしく 宗像三女神など海にまつわる御祭神が多い神社でしたが、古い摂社も沢山あって 連綿と続く人々の祈りを受け止めてきた風格が感じられる とても良い場所でした。
もちろんお参りする際には、その地で演奏させて頂く感謝の念も込めて 磐笛の奉納奏上も欠かしません

神前で奏上していると どうしても他の参拝者の邪魔になってしまうので、誰も居なくなるのを見計らっての奉納になるのがいつものパターン。 (他の人が居ると ちょっと照れくさいってのもあるんですけど ^^;)
でも今回はその最中 後ろでサク・サクと土を踏む音がして、誰かが来てしまったのが判りました。
真後ろで立ち止まって聴かれているのも落ち着かないし、迷惑になってもいけないんで 早々に切り上げて参拝をお譲りしたのですが・・・
振り向くと、そこには誰もいませんでした


聴いていてくれたのが そこの神様だったら嬉しいんですけどね

いちおーこの僕でも、怖いものは怖いんで・・・そういうコトにしときます



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