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業界用語♪

もう10月も終わりに近づきましたね~☆
今年もあと2ヶ月ちょいなんだ・・・ウソみたいですが
この時期はアルカディアの学校公演や松村組の神戸文化本公演・年末公演の準備などが重なって、あっちもこっちも新曲だらけ
譜面の整理や確認だけで 丸一日が過ぎてしまったりします。
大舞台に立たせて頂ける機会も、1年で一番多い季節ですが・・・会場での準備やリハーサルでは、古くからある 業界ならではの用語が使われるのが常です。
サテ、いきなりですが 最近流行っているらしい 業界用語検定 (^^;)
いくつ解るでしょうか?・・・全部、舞台上で普通に使われている言葉です。

①ハコ
②バミる
③飛ばす
④ふかす
⑤なぐり
⑥がなり
⑦板付き
⑧コロガシ
⑨タッパ
⑩馬

もちろん、まだまだ沢山あるんですけど・・・
中には歌舞伎などで江戸時代から使われていたものもありますし、音響専門・照明専門・演劇・音楽分野などに更に細分化されて 新しいものや横文字も含めるとどれだけあるのか見当もつきません
舞台用語を少し覚えた頃は、何だか一人前になったような気がして ちょっと嬉しかったりもしました。

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これらの専門用語は符丁とか隠語と呼ばれることもありますが、元々は仕事の能率を高める為に 長い言葉などを略したりしたものでした。
それが次第に仲間内だけで通じる合言葉になる過程で、結束を高めたり 部外者に知られずに会話をする為にも使われ始めたんですね。
今ドキの女子高生がメールに使う文章や文字なんかも同じかも・・・親や先生が見たところで 何のことやらサッパリですから (^^;)

お寿司屋さんでも 生姜を「ガリ」、会計を「おあいそ」、醤油を「ムラサキ」なんていう符丁で現していましたが、これは有名になり過ぎて 一般でも普通に使われるようになっちゃいました★
刑事が使う「ホシ」とか「ガサ入れ」「ガセネタ」「タレコミ」なんかもTVドラマで周知になりましたし、犯罪組織でしか使われなかった「ヤバい」とか 全共闘時代の学生の間で交わされた「サボる」なんて もう普通の日本語ですよね。
ホテルやレストラン、百貨店などでは あからさまに言うとお客さんに失礼になるような言葉・・・例えばトイレとかゴキブリ、食い逃げ・万引きなんていうのが 隠語として独特の単語に変えられたりします。
古くは限られた世界での符丁でしかなかったものが 日常でもう当たり前に使われているのは、我々が知らないだけで 思うよりずっと多いのかもしれませんね。

さてさて、あんまり引っ張っても何ですから ぼちぼち答え合わせをば

①ハコ  ・・・ ホールなど、舞台がある場所のこと。 「小屋」ともいいます。
②バミる ・・・ マイクの位置や、楽器を配置する場所に目印をつけること
③飛ばす ・・・ 舞台に吊るす垂れ幕や、照明器具などを定位置まで上げること 
④ふかす ・・・ スピーカーの下などに台を置いて、高さを増すこと。 古参の舞台人は「セッシュウする」とも。
⑤なぐり ・・・ 大道具さんが使う金鎚、トンカチのこと
⑥がなり ・・・ リハーサルの全体指示やMCなどで使う、喋り用のマイク
⑦板付き ・・・ 緞帳が上がる前に、演者が舞台上にスタンバイしている状態
⑧コロガシ・・・ 演奏者が全体の音を聴く為に、足元に置く小型のスピーカー
⑨タッパ ・・・ 大道具や舞台の高さのこと。 音響では高音域で出せる音の余裕をいいます。
⑩馬   ・・・ 大太鼓の台など、一段高くなる処に使う木製の支え足


どうでしたか? ちょっと覚えておくと ――― 舞台以外では役には立ちませんね、たぶん (^^;)
 
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仕事・舞台