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神戸文化ホール♪

今年の松村組本公演も ようやく無事に大団円を迎えることが出来ました (^-^)
寒い中 神戸までお運び頂いた皆さん、有難うございました
お陰様で 辛口で有名な方からも 『出色の出来栄え』 とのを評を頂き、ホッとしております。
少し書きましたが、例年に比べてかなり大変な製作過程でしたので 素直に嬉しいですね

キャパ2000超という神戸文化大ホールでの公演も 今年でめでたく15回目。
考えてみればその間 10名以上のメンバーが交代を繰り返し、そのたびに新しい体制で 2つ3つと新曲を発表し続けてきたわけですから・・・何やら感無量です
僕も既に50代半ばを迎えて・・・何のことはない、つまりは昔を語れる 『長老』 と化しつつあるってコトですね

100%オリジナル音楽でやっていくというのもタイヘンな作業なんですが、もっと厄介なのは 同じ曲でも年月を経て解釈がどんどん変わってゆくこと。
メンバーが変わればソロ部分や決めのシンクロリズムも変わりますし、メロディーの方も 出るタイミングや順番だけでなく、旋律自体が変わることさえあります (^^;)
誰かのアイデアで より斬新な展開になる場合。
曲のコンセプトや使用する場面が根本的に変わる場合。
今回の僕の曲『凱風』のように、作曲者が改良を施す場合。
長年の演奏で曲が熟して、自然に雰囲気が変わってゆく場合 ――― と、理由は様々です。
音楽も演奏者と同じく「生き物」ですから、勿論それは成長と呼べる訳ですけど・・・

舞台では譜面を全く見ないのが大前提なので、一曲あたり6~12分の楽曲をすべて 段取りも含めて覚えなくてはなりません。
演奏家も人間ですから、一瞬 「あれ?次のフレーズってどんなだっけ」 と曲の途中で内心焦ることだってあります。
でも曲は容赦なく進んでいきますし、本番でその部分出られなかった、では済みませんよね~
どうなるかというと―――これが信じ難いことに、指だけが先に 勝手に動いてくれるんです
で、頭の方が 「あ~、そうでしたそうでした」 と吹きながら納得してたりするという ちょっと不思議な展開 (^^;)

ミュージシャンは繰り返し何度も練習することによって 楽曲を自分の身体に染み付かせてしまうのが普通なんです。
なので、アルカディアでもチャランゴの演奏は指に任せて 頭では次のMCで何を言わなくちゃならないかを考えられたりします。
普段なら自分にとっても 実に有難いシステム(?)なんですが、これが 構成が急に変わったりすると 全くの逆効果に★
条件反射のようになっていますから、いつものフレーズで指が動こうとしてしまうんですね
新しく別のソロパートが加わった場所で、ちょっと油断していると うっかり以前のように自分が出てしまいそうになったり・・・
これは本当に怖いですが、ずっと緊張していなくてはならないので 曲が新鮮さを失わないという良さはあるのかも知れません☆

同じ理由でケーナやサンポーニャのソロ部分は全くフレーズを決めず、出たとこ勝負のアドリブで演奏しています
構成が全て厳格に決められているのは まるで高い塀の上を歩いているような気分なので、その部分だけは自由に楽しくやってるんですが・・・
遊び過ぎて踏み外す危険性も高いですからね~、実際にはそっちの方が怖かったりして (^^;)
今回の公演は、来年2月あたりに 新しいDVDとして発売されることが決まっています。
僕のソロ部分では これを思い出して、サーカスばりに ちょっと一緒にドキドキしてみて下さいね
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仕事・舞台