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エル・チャロ LIVE

ようやく無事に終えることができました、アルカディア・サマーライヴ (^-^)v
今回は企画の直後に父が急逝したり 宣伝や準備に裂くべき期間ずっと北海道に居たりと、なかなか大変なLIVEになってしまいましたが・・・
お陰様で昼の部・夜の部共に 定員オーバーになる盛況ぶりで、胸を撫でおろしております
梅雨の名残雨と猛暑のダブルパンチの中 遠くからも足を運んで頂いた皆さま、本当に有難うございました☆

ご好評を頂いた昨年に引き続き、今年も昼のティータイムに僕のソロLIVE、夜は会場となった老舗メキシコ料理店 『エル・チャロ』 で マスター御自慢のチレ・コン・カルネやエンパナーダを味わって頂きながらの アルカディアLIVEという二本立て。
通しで申し込みをされて、丸一日楽しんで下さったファンの方もいらっしゃいました

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実を言うと、ソロライヴというのは前々からの夢だったんですよね。。。
アルカディアにはケーナ奏者が2人居るのですが、弦楽器の方は一切弾きません。
なので、通常のライヴでは旋律を彼らに任せて 僕は伴奏のチャランゴやティプレ・クアトロに徹することになります★
個人的にケーナで吹きたいな~という曲があっても、こちらがメインを取ってしまうと 後の2人はやるコトが無くなってしまいますので、やるとしてもチャランゴソロの曲ぐらいなんですよね
長年のその思いを 全部ソロLIVEに持ってきてますので、まぁジャンルも多岐に亘ってしまって・・・ハッキリ言って収拾がつかないぐらいのレパートリーになってしまいました (^^;)
それでもコンセプト的に 何とか出来るだけ南米からは離れまいとした結果、定番のチャランゴソロや色々な笛の紹介、十八番のケーナソロなども全てカット。
替わりにメキシコの名曲 『エストレリータ』 と 有名なジャズボッサ 『マスカレード』 、北米ネイティヴの曲などを初めて入れることになりました。
更には、サンポーニャの為に仕上げたばかりのオリジナルナンバー 『琥珀色の追憶』 まで、勢いに乗って掛けてしまうというチャレンジ精神
この曲は落ち着いた8分の6のリズムで 人生を深く謳い上げるアルゼンチン・サンバの形式を取り、一部フラメンコの 「ルンバ」 でよく使われるコード進行に 遠く切ない郷愁を誘うメロディーを乗せた、渾身の作です (自分で言うか ^^;)
まぁ・・・伴奏サポートをしてくれるメンバーからすれば 紛れもない暴挙ですね~★
初めて舞台に掛ける曲は もちろん準備の時間的制約もあり 色々と危険も含んでますので、普通は多くて2曲まで。
それを一気に4曲ってのは―――ちょっと、かなり、ムチャしたかも知れません (^^;)

単なる我儘リーダーの言い訳になってしまいますが、それでも評判の高かったBEST3は 全部投入した新曲の中に入ってました
新曲というものは 演る度に自分の中でも解釈が変わって行ったり、それにつれて出す音や装飾表現がどんどん変化していくんですね。
もしかしたら、まだ自分でも気付かない魅力が 演奏を重ねることによって引き出せるかも知れません (^-^)
また何処かで聴く機会があったら、その辺の 「曲の成長」 も楽しんで頂けると嬉しいです☆

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仕事・舞台