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岸和田LIVE♪

アルカディア秋のライヴも 昨日11月1日、無事に終わりましたっ (^-^)
今回は地元である岸和田・和泉はもちろん、神戸や三重・南淡路など遠くからも足を運んでいただき 70名ほどのお客様をお迎えすることが出来ました。
不安定な雨模様の中 御来場いただいた皆様、本当に有難うございました☆

9月の健老大学講義、そして以前には岸和田城の守護宮でもあった岸城(きしぎ)神社での奉納演奏や 駅前にある大きな喫茶店 『のだて』 でのライヴ、FMきしわだへの出演など・・・何かと最近ご縁のある地でもあります。
今回の舞台となったのは 岸和田の登録文化財でもある自泉会館
岸和田紡績の創始者・寺田一族が 保養施設として昭和7年に創建した由緒ある建物で、そのどっしりと品格のある昭和初期の洋館の佇まいに惚れ込んで 以前にも震災復興支援ライヴで使わせていただいた場所なんです

自泉会館・昭和初期

自泉会館のHPからお借りした往年の写真ですが・・・何ともイイ雰囲気でしょ~
戦時中の鉄材供出やジェーン台風の被害などで 若干様変わりはしていますが、現在でも変わらぬ風格を保っている 数少ない貴重な建物です。
ちょうど昨年TVドラマになった 『夫婦善哉』 では、ダンスホールのシーンでロケに使われていました。
本来なら入場料を払って 中を見学させて貰うような歴史財産ですが、この天井の高いメインホールでライヴが出来るんですからスゴい (^-^)b
文化財保護という点では 恐らく何かと難しい問題もあるんでしょうけど、これは蓋し素晴らしい事だと思います。  
何せ、100年近くも 場がずっと 「生きて」 いる訳ですからね♪
博物館でしか見られないような貴重な楽器を、実際に手に取って演奏できるようなもんです

自泉会館20142

奥の壁際をステージにしましたが、何処かの議事堂か?ってくらい重厚な雰囲気漂ってますね (^^;)
初めて聴いて下さる方も比較的多いライヴでしたので、フォルクローレの代表曲は殆ど網羅した鉄板メニューになりましたけど・・・
やはりと言うか、楽器説明を入れたり 途中で昔の南米修行の話や 先日の講義の続きみたいになったりしていると、結局全15曲で2時間超えのフルコンサートバージョン
ブラジルの「イパネマの娘」を久々に入れたり 第二部のアタマに 「花祭り」 を持ってくるなど、ちょっと斬新な試みにも挑戦してみました☆

ちょうどこの夏に出来上がったばかりの新曲 『琥珀の追憶』 は、今回メインで掛けると同時に ライヴのタイトルにも使うというイチオシ体制。
サンポーニャ独特の少し枯れたような音色も オトナの哀愁を漂わせるアルゼンチンサンバのリズムも、あのロケーションには巧く溶け込んでくれたんじゃないかなぁ、という気がしています☆
南米にはスペイン植民地時代の “コロニアル様式” と呼ばれる建物がまだ数多く現存していて、僕が滞在していたホテルや街中のカフェなんかにも こういう雰囲気の所が沢山ありました。
実はその頃の懐かしい追憶も、この曲のイメージには混ざってるんですよね
現地で知り合った可憐な少女との 淡い想い出なんかも・・・

自泉会館20143

いや、いかんいかん  夫婦善哉、夫婦善哉 (^^;)
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仕事・舞台