いよいよ明日から・・・
- 2013⁄06⁄05(水)
- 21:49
2013年度、松村組の北海道ツアーが始まります
昨年頑張って回った甲斐あって、ファンクラブ会員も増えてくれているようで 色々と楽しみです。
今年は6月に2週間、10月にも同じくらいの予定が組まれていますが、ツアーといっても ず~っと北海道に居る訳ではありません。
大きなコンサートというものは、集客の関係で どうしても週末の3日ぐらいに集中してしまうのが常。
平日のツアー中日には各地を観光で回って、美味しいものと温泉巡り
・・・とかだと本当は嬉しいんですが、スタッフを含めて10名以上と言う大所帯ともなると そう簡単にはいきません
なので―――週末にかけて各都市を巡り、月曜には一旦関西に戻って また週の半ばに出かけてゆく・・・といった面倒なことを 何度か繰り返す羽目になります (^^;)
一昔前なら 向こうに滞留していた方が安上がりだったのかも知れませんが、今は例のLCC
とやらがあったりしますので・・・
何せ北海道まで¥5000ぐらい、しかも1時間半ときた日にゃ 新幹線で名古屋へ行く程度の感覚ですからね~。
コタンコロカムイに逢うどころか、オミヤゲ屋さんに寄る時間もなさそう★
便利なんだか、せちがらいんだか・・・えらい時代になったもんだ

まぁコタンコロカムイはともかく、北海一の大太鼓 『カムイ』 には また逢えそうですね。
昨年夏のツアーでは あまりの振動で本番直前にケーナのコンデンサーマイクが壊れてしまったり、暮れのブリーゼ公演ではカムイをバックに 何故か急遽ムックリを演奏する事になったりと、何かと振り回される羽目になるヤツですが・・・
あ、そういえばその時のことは あまりにバタバタしていて記述してなかったんでしたっけ

これがアイヌ伝承の口琴、「ムックリ」です。
せっかくアイヌ村に寄ったのに 買う時間も無かった~って嘆いてたヤツですね (^^;)
竹で出来た、長さ15cmぐらいの とてもシンプルな楽器―――というより、レインスティックとかサンダードラムと同様 音具に近いものです。
付いている紐を左右に引っ張って竹の弁を振動させ、それを口に当てて口蓋で共鳴させるだけ。
構造も単純なので簡単そうに思えるんですが、初めて手にした人が音を出せる確率はかなり低いと言える ちょっとコツの要る楽器ですね。

こんな感じで演奏するのですが、ビョーン、ビョーンという 何とも不思議な音色を奏でます。
アイヌの人々はこのムックリで神々に祈りを捧げたり 荒ぶる精霊を鎮めたり、時には愛の告白などにも使われたといいます
大太鼓「カムイ」が製作された時には、最後の仕上げとしてアイヌ直系の巫女にあたるような方が このムックリで魂を入れたんだそうです。
神降ろしという点では、僕の持っている磐笛とも 使われ方が似ている・・・って、以前何処かで書いたような記憶もありますね☆
昨年暮れのブリーゼ公演の際には 北海道からわざわざカムイを輸送してきましたので、関西で初となるその演奏のオープニングで プロジェクターを使った荘厳な雰囲気を出したい、という話になりました。
その相談を色々と受けている最中・・・
「そう言えば渡部さん、ムックリの演奏って 出来ますよね?」
「え?・・・はい、昔から持ってるやつもありますので」
「じゃあ、それで決まりですね」
「はぁ、それでって何が・・・えぇっ!?
」
ってな感じで、いきなりカムイが登場するその場面で ムックリを演奏することが決定
結局何だかよくわからないうちに 殆どぶっつけ本番でやる羽目になりましたが、更に笑っちゃうのは当日北海道から 本物のアイヌ衣装が届いていたことです (^^;)
え~い、どうせ初めて人前で演奏するんだし、雰囲気作りの為なんだから もうこうなりゃコスプレでも何でもやったるわい

・・・・・けっこう楽しかったりして


昨年頑張って回った甲斐あって、ファンクラブ会員も増えてくれているようで 色々と楽しみです。
今年は6月に2週間、10月にも同じくらいの予定が組まれていますが、ツアーといっても ず~っと北海道に居る訳ではありません。
大きなコンサートというものは、集客の関係で どうしても週末の3日ぐらいに集中してしまうのが常。
平日のツアー中日には各地を観光で回って、美味しいものと温泉巡り


なので―――週末にかけて各都市を巡り、月曜には一旦関西に戻って また週の半ばに出かけてゆく・・・といった面倒なことを 何度か繰り返す羽目になります (^^;)
一昔前なら 向こうに滞留していた方が安上がりだったのかも知れませんが、今は例のLCC

何せ北海道まで¥5000ぐらい、しかも1時間半ときた日にゃ 新幹線で名古屋へ行く程度の感覚ですからね~。
コタンコロカムイに逢うどころか、オミヤゲ屋さんに寄る時間もなさそう★
便利なんだか、せちがらいんだか・・・えらい時代になったもんだ


まぁコタンコロカムイはともかく、北海一の大太鼓 『カムイ』 には また逢えそうですね。
昨年夏のツアーでは あまりの振動で本番直前にケーナのコンデンサーマイクが壊れてしまったり、暮れのブリーゼ公演ではカムイをバックに 何故か急遽ムックリを演奏する事になったりと、何かと振り回される羽目になるヤツですが・・・
あ、そういえばその時のことは あまりにバタバタしていて記述してなかったんでしたっけ


これがアイヌ伝承の口琴、「ムックリ」です。
せっかくアイヌ村に寄ったのに 買う時間も無かった~って嘆いてたヤツですね (^^;)
竹で出来た、長さ15cmぐらいの とてもシンプルな楽器―――というより、レインスティックとかサンダードラムと同様 音具に近いものです。
付いている紐を左右に引っ張って竹の弁を振動させ、それを口に当てて口蓋で共鳴させるだけ。
構造も単純なので簡単そうに思えるんですが、初めて手にした人が音を出せる確率はかなり低いと言える ちょっとコツの要る楽器ですね。

こんな感じで演奏するのですが、ビョーン、ビョーンという 何とも不思議な音色を奏でます。
アイヌの人々はこのムックリで神々に祈りを捧げたり 荒ぶる精霊を鎮めたり、時には愛の告白などにも使われたといいます

大太鼓「カムイ」が製作された時には、最後の仕上げとしてアイヌ直系の巫女にあたるような方が このムックリで魂を入れたんだそうです。
神降ろしという点では、僕の持っている磐笛とも 使われ方が似ている・・・って、以前何処かで書いたような記憶もありますね☆
昨年暮れのブリーゼ公演の際には 北海道からわざわざカムイを輸送してきましたので、関西で初となるその演奏のオープニングで プロジェクターを使った荘厳な雰囲気を出したい、という話になりました。
その相談を色々と受けている最中・・・
「そう言えば渡部さん、ムックリの演奏って 出来ますよね?」
「え?・・・はい、昔から持ってるやつもありますので」
「じゃあ、それで決まりですね」
「はぁ、それでって何が・・・えぇっ!?

ってな感じで、いきなりカムイが登場するその場面で ムックリを演奏することが決定

結局何だかよくわからないうちに 殆どぶっつけ本番でやる羽目になりましたが、更に笑っちゃうのは当日北海道から 本物のアイヌ衣装が届いていたことです (^^;)
え~い、どうせ初めて人前で演奏するんだし、雰囲気作りの為なんだから もうこうなりゃコスプレでも何でもやったるわい


・・・・・けっこう楽しかったりして


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コスプレ??