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「相棒」不調 (涙)

4月12日に大阪府の吹田で催された 和太鼓松村組の公演も、無事終わりましたっ (^-^)
この公演には 毎年近隣の和太鼓チームが応援に駆けつけてくれるのですが、初々しい高校生達も交えて 今回も実に賑やかな宴となりました。
総勢30名を超える和太鼓の大音量と迫力の中、旋律を担当するのは僕一人なんで 正直タイヘンなんですけど
笛の音なんて マイクが無ければ聴こえる筈もない状況なんですが、音響さんもボリュームを限界ギリギリまで上げての対応でした。

音量的にもそうなんですが、僕が使う楽器たちは どれも小さくて軽くて、壊れ易いものばかりです。
まぁ元々マイクなんていうシロモノにも縁のない、田舎のお祭りで使う民俗楽器なもんでして (^^;)
頑丈で重い和太鼓やマリンバとは 比べ物にもなりません★
その分 いつでも自分で持ち運びが出来ますので、楽っちゃ楽なんですけど・・・
今回は久々に その「脆い」部分を痛感することになりました。

舞台でメインとなるケーナと並んで、独特の音色を奏でる“サンポーニャ”という楽器があります。
同じ南米のアンデス山脈で 三千年以上吹き次がれている、古いタイプの笛。
楽器分類上は「パンパイプ」の一種で、アフリカやルーマニアなどにも同種の笛が点在しています。
小さい頃、鉛筆のキャップなんかに口を当てて「ピィ~」っという音を出して遊んだこと、ないですか?
理科の実験で使う試験管なども かなりイイ音がしますけど・・・あれと同じ原理で鳴ります
材質はアンデスのチチカカ湖などのほとりに生える「葦」ですね。
日本で言うと、竹と すだれなんかに使うヨシの中間といった感じの植物です。
まぁ・・・最初から丈夫な素材とは とても言えないんですけどね~

そのサンポーニャが活躍する、「篝火」という曲があります。
静かな中にも燃え立つエネルギーと荘厳さを秘めた とても好きな曲なんですが、今回の公演ではその演奏の最中に事件が起きました。
いつものように吹き始めると、どうも音がおかしい!!
ポーっという柔らかい音が持ち味なんですが、FIS(ファのシャープ)の管だけ どうしたことか音がスカスカで鳴ってくれないんです
リハーサルでは何の異常も無かったし、原因不明だし、何より本番中だし・・・焦る焦る
結局一管だけ鳴っていないのが目立たないように、他の音まで尺八のムラ息のように掠れさせたりして・・・
演奏が終わってから調べてみると、何と!! 管の底の方に一文字のヒビが入って 見事に割れてしまっています
楽屋で 本番中では修理のしようもありませんし、しかも公演の終わりまで あと2曲サンポーニャを使う予定になっています。
どうしよう・・・これはマズい~と焦りながらも頭の中でチェックしてみると、あとの2曲はキーが違うのでFISの音は出てこないことに気付きました。
あ~~、良かったぁ (^^;)

こういう事は、海外公演などでは 充分あり得ることなんです。
アメリカやヨーロッパでは 気候がハンパなく乾燥しているので、竹の類で出来ている楽器は 特に要注意★
知り合いの大師範からも、1本200万の尺八が 演奏直前に見事に割れてしまったなどという オソロシイ話を聞かされていました。
なので水分を含んだ布で包むなど 色々と気をつけてはいたんですけど・・・ドイツの寒さやアラブの乾燥でも平気だった楽器なのに。
ここ暫くの気温の乱高下に とうとうネを上げちゃったんでしょうか
油断しちゃいけませんね、久々に大汗かいたステージでした (-.-;)

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仕事・舞台

Comment

大変でしたね

こんにちは。
改めて話を伺うと、焦った加減が分かって、読んでいて手に汗を握ります。音を聞くと力強いけれど、管自体は薄いですもんね。大事にいたらず、良かったです。カモノハシでいえば、シューズのカカトがグラグラになっちゃったくらいのビックリさです。
  • 2014⁄05⁄08(木)
  • 16:42

どもです(^^;)


楽器がああなると、どんだけ経験とスキルがあっても意味なくなっちゃうですねe-351
幸いにして 演奏中にチャランゴの弦が切れたことは一度もないけど・・・
やはり応急修理用品は持ち歩くべきだな~★
  • 2014⁄05⁄09(金)
  • 01:32

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