新たな地上絵 発見♪
- 2014⁄05⁄09(金)
- 02:06
ニュースであります(^-^)
『山形大は8日、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるペルーのナスカ市街地から北に約1キロの近郊で、ラクダ科のリャマとみられる地上絵を少なくとも17点確認したと発表した。
山形大によると、絵の内側にある地表の小石を面的に取り除く手法などから、紀元前400~同200年の間に描かれたとみられ、ハチドリやクモといった有名な地上絵よりも古いという。
リャマは当時から家畜として使われていた。
地上絵はリャマの全身や一部が描かれ、最大のものは全長約15メートル。
約1キロ四方の範囲で四つのグループに分かれている。
このうち三つのグループの地上絵は初めて確認され、残る一つのグループは先行研究で存在が知られていたが、数や正確な位置が不明だったと説明している。
山形大は2012年、現地にナスカ研究所を開設。今回の地上絵は13年度の調査で確認し、ペルー文化省に報告した。 (産経新聞記事より)』

いや~、頑張ってますね
山形大学。
なぜ東大や京大じゃなく山形? なんて一瞬思ってしまったりもしますが

まぁその辺はあんまりツッコまないことにして・・・日本の学術調査団は、今までも南米各地でプレインカ文明の遺跡調査に多大な功績を残しています。
山形大は昨年にも ナスカで新たな地上絵を発見していますし、チチカカ湖の湖底遺跡調査にも早稲田が関わってきました。
ペルー北部の 『チムー文明』 にしても 今では南米考古学上当たり前の存在になっていますが、現地の人々が全く省みずに放置していた砂地を 殆ど一人で調査した日本の天野博士が居なければ、全てが謎のまま貴重な出土品も四散していた可能性が高いんです。
まぁ・・・僕が持っているチムー時代の骨ケーナも 多分そのうちの一つなんでしょうけど
何より南米先史文明の歴史を塗り替えるほどの大発見となったのが、記憶にも新しい 『シカン文明』 の遺跡発見!!
あれは南イリノイ大学の調査でしたが、発掘と研究の総指揮を取っていたのは 日本人の島田教授です☆
まさにリアル・インディージョーンズ―――憧れてしまいますね~。


ナスカは紀元前から紀元800年あたりまで栄えた文明で、あまり一般には知られていませんが、織物や土器の造型に関しても かなり精緻で高度な技術を誇っていました。
今だに考古学上の謎に満ちた地上絵は、世界遺産になるずっと以前から有名ですね
尤も “宇宙人が描いた” なんて騒がれていたのは発見当初だけで、現在では熱気球から眺めていたという説や 雨を呼ぶ儀式の際に楽隊が演奏しながら絵を辿っていた、というのが定説になりつつあります。
それにしては・・・描かれている範囲とサイズが広大過ぎるような気もしますけど (^^;)
気球があったとしても とてもそんなもので見て回れる広さじゃありませんし、滑走路のような模様や 人が歩けないような山肌に描かれた絵の説明がついていません★
やっぱり、謎だらけなんですよね~
さて、今回発見されたリャマの地上絵なんですが・・・

何じゃこりゃ (^^;)
有名なハチドリやコンドルのディテールに比べると まるで稚拙、ちっちゃい子供のお絵かきみたいですね
大きさも最大のもので15mといいますから、10分の1スケールぐらい・・・まぁ、かわいいけど。
おそらく他の有名な地上絵より 優に500年ぐらいは古いと思われますので、技術が発達していなかった最初の頃は こんなもんだったんでしょうか。
そう言えば、当時から一番身近な動物であった筈のリャマは 他には一つも描かれてないんですよね。
クモとか鳥、クジラなんかはありますが・・・これも謎だなぁ★
しかし、記事を読んでいて一番の謎だったのは 「ナスカ市街地から北へ1キロ」 というくだりでした。
発見場所は確か 町からも見える山の斜面だったはず??
2千年も時間あったんだし――― 誰か気付けよ~ (^^;)
『山形大は8日、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるペルーのナスカ市街地から北に約1キロの近郊で、ラクダ科のリャマとみられる地上絵を少なくとも17点確認したと発表した。
山形大によると、絵の内側にある地表の小石を面的に取り除く手法などから、紀元前400~同200年の間に描かれたとみられ、ハチドリやクモといった有名な地上絵よりも古いという。
リャマは当時から家畜として使われていた。
地上絵はリャマの全身や一部が描かれ、最大のものは全長約15メートル。
約1キロ四方の範囲で四つのグループに分かれている。
このうち三つのグループの地上絵は初めて確認され、残る一つのグループは先行研究で存在が知られていたが、数や正確な位置が不明だったと説明している。
山形大は2012年、現地にナスカ研究所を開設。今回の地上絵は13年度の調査で確認し、ペルー文化省に報告した。 (産経新聞記事より)』

いや~、頑張ってますね

なぜ東大や京大じゃなく山形? なんて一瞬思ってしまったりもしますが


まぁその辺はあんまりツッコまないことにして・・・日本の学術調査団は、今までも南米各地でプレインカ文明の遺跡調査に多大な功績を残しています。
山形大は昨年にも ナスカで新たな地上絵を発見していますし、チチカカ湖の湖底遺跡調査にも早稲田が関わってきました。
ペルー北部の 『チムー文明』 にしても 今では南米考古学上当たり前の存在になっていますが、現地の人々が全く省みずに放置していた砂地を 殆ど一人で調査した日本の天野博士が居なければ、全てが謎のまま貴重な出土品も四散していた可能性が高いんです。
まぁ・・・僕が持っているチムー時代の骨ケーナも 多分そのうちの一つなんでしょうけど

何より南米先史文明の歴史を塗り替えるほどの大発見となったのが、記憶にも新しい 『シカン文明』 の遺跡発見!!

あれは南イリノイ大学の調査でしたが、発掘と研究の総指揮を取っていたのは 日本人の島田教授です☆
まさにリアル・インディージョーンズ―――憧れてしまいますね~。


ナスカは紀元前から紀元800年あたりまで栄えた文明で、あまり一般には知られていませんが、織物や土器の造型に関しても かなり精緻で高度な技術を誇っていました。
今だに考古学上の謎に満ちた地上絵は、世界遺産になるずっと以前から有名ですね

尤も “宇宙人が描いた” なんて騒がれていたのは発見当初だけで、現在では熱気球から眺めていたという説や 雨を呼ぶ儀式の際に楽隊が演奏しながら絵を辿っていた、というのが定説になりつつあります。
それにしては・・・描かれている範囲とサイズが広大過ぎるような気もしますけど (^^;)
気球があったとしても とてもそんなもので見て回れる広さじゃありませんし、滑走路のような模様や 人が歩けないような山肌に描かれた絵の説明がついていません★
やっぱり、謎だらけなんですよね~

さて、今回発見されたリャマの地上絵なんですが・・・

何じゃこりゃ (^^;)
有名なハチドリやコンドルのディテールに比べると まるで稚拙、ちっちゃい子供のお絵かきみたいですね

大きさも最大のもので15mといいますから、10分の1スケールぐらい・・・まぁ、かわいいけど。
おそらく他の有名な地上絵より 優に500年ぐらいは古いと思われますので、技術が発達していなかった最初の頃は こんなもんだったんでしょうか。
そう言えば、当時から一番身近な動物であった筈のリャマは 他には一つも描かれてないんですよね。
クモとか鳥、クジラなんかはありますが・・・これも謎だなぁ★
しかし、記事を読んでいて一番の謎だったのは 「ナスカ市街地から北へ1キロ」 というくだりでした。
発見場所は確か 町からも見える山の斜面だったはず??
2千年も時間あったんだし――― 誰か気付けよ~ (^^;)
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