変えてゆく為に

未曾有の大災害から10日が経過して 被害の規模が明らかになるにつれ、益々その範囲や程度の深刻さも増していく一方です。
避難所に指定されていた 頑丈で巨大な建物自体が根こそぎ流されたり、災害マニュアル通りにコンクリート造りの3階建てビルに逃げ込んだのに 屋上まで呑み込まれてしまったケースなど・・・確かに今までには無かった規模という 『想定外』 の部分も多分にあったでしょうし、実際に可能性を指摘されていても 対応準備が出来ない事も沢山あったのでしょう。
海岸線に高さ15mの防波堤を築くなんて事実上不可能な話ですし、その為に国家予算規模の資金を投入できる訳でもない。
端から見ておかしいと感じたり 対応策の不備を論じたりすることは容易いのですが、自然の猛威に対する現代人の畏れの希薄さも含めて 現実はそれほど簡単なものではないのかも知れません。

ただ、利権が複雑に絡んだ原発の存在そのものや 結果的に誰も責任を取らないであろう原子力行政の怠惰さには、チェック機関であった筈の安全委員会の復活も含めて 議論を沈静化させてはならないと感じます。
実際に重度の被曝や他国をも巻き込むメルトダウンが起こってから、推進派の議員やTVで連日悪びれた様子もなく解説を続ける安全保安院の連中が総辞職した処で(しないでしょうけど) 誰も助かる事にはならないのですから。

しかしその他の行政側の不備や情報の隠蔽、存在しても発動されない災害緊急時措置法、自衛隊を含めた命令系統の脆弱性などをその都度浮き彫りにしてゆく動きは、例え後手に回ったとしても重要な課題だと思います。
実際、阪神淡路大震災の時には 下らない法解釈のお陰で遅れたり不可能になったりしていた 「核搭載疑惑のある米空母の被災地入港」 「動物検疫に関わる安全性を証明できない救助犬の入国」 「市町村レベルでの独自の自衛隊派遣要請」 が、今回は改善されて可能なものとなっています。
そして何よりも、こういった諸問題が存在すること自体を 専門家でなく一般市民がキチンと把握・認識し 既存の体制に疑問を抱くことこそ、「変えてゆく為に」 一番必要なプロセスなんだろうという気がしています。
実質的にすぐ役に立てるのかどうかはともかく・・・


甚だ微力ながら、我々グルーポ・アルカディアも急遽 震災チャリティーライヴを企画致しました。
もう少し有名なアーティストなら、地方行政もすぐにバックアップに動いてくれるのでしょうけど・・・今の処 個人レベルでの宣伝を展開してゆく他はありません。
関西方面で もしこの記事をご覧になっている方がいらっしゃいましたら、周りにもお声掛け頂けると有難いです。




  ~震災復興支援 チャリティーLIVE~
◎日時:5月20日(金)  18:00 開場/18:30 開演
◎場所:岸和田市立「自泉会館」(登録有形文化財/岸和田市役所 すぐ隣)
◎料金:\3,000.-

チケットのお申し込み及びお問い合わせは、右のカラムにあるメールフォームからお願い致します。
携帯の方は、お手数ですがグルーポ・アルカディアHPより CONTACTのページをご利用下さい。


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雑記・日常

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