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エクスタジア2011

エクスタジア2011


梅雨が明けたと思ったら、途端に連日のこの暑さ
7月って、こんなに暑かったでしたっけ

まぁ、海外公演で初春の日本から いきなり気温52℃のアラブへ行った時の事を思えば、このくらい何でもない筈なんですけどね
思えば南米に居た頃には、海抜0m/連日43℃のパラグアイを発って 明くる日に着いたボリビアが3800m/気温12℃という、製品耐久テストみたいな逆パターンもありましたが・・・あんまり心配しなくても、人間って結構強いのかな

この暑さの最中、日本各地から和太鼓チームの精鋭が集結する 更に熱い大イベント、『白山エクスタジア2011』 に赴いてまいりました
勿論僕は太鼓打ちではなく、50名を超える全出演メンバーの中で ほぼ唯一の笛吹きとしての参加ですので、周りの熱さとも若干の温度差はあったりしますが (^^;)
結成16年目となる “和太鼓松村組” でのエントリーは 今回で2度目ということもあり、地元主催側からも熱烈な歓迎をして頂きました。
会場の松任市民会館の大ホールもチケットは完売―――当たり前の事ですが、お客さんだけでなく共演他チームからの注目度も半端ではないので 気の抜けないステージです

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一口に和太鼓といっても、何百年も前から続く伝統の曲と打ち方を守る集団もあれば ドラムセットやシンセサイザーのような現代楽器をフィーチャーしたコンテンポラリーなもの、我々のように民俗楽器や異文化音楽を融合させたエスニックなチームまで、実に様々なバリエーションを持って それぞれに独自の発展を遂げています。
少し前までは、太鼓と言えば 夏祭りの時などに地元のおじさんが櫓上で叩くものでしかなかったのですが・・・今や巨大なホールを満席にする 総合舞台芸術と呼べる域にまで達しているのがスゴいですよね
音楽的にも舞台演出上でも 他のジャンルにはない要素を多く含んでいますので、毎回新たに勉強させて頂くことが尽きないのも 和太鼓フェスティバルの魅力です

和太鼓音楽の世界も 海外公演の機会が増えたお陰で次第に知られるようになり、外国人だけで構成される和太鼓チームも増えつつあるようです。
勿論、そうは言っても 太鼓だけの音楽ユニットというは世界的に見ても それほど数が多い訳ではありません。
楽器としての種類は非常に多いのですが、旋律や和音もなく 打楽器のリズムのみで展開するジャンルですので、音楽としての限界があるのも否めません。
でもそれだけに、人間の根底にある本能的なものに 有無を言わさず直接訴えかけてくる強さを持っているのも確かですし、それが多くの人に支持される理由のひとつなのでしょう。
近年ではブラジルのサンバ・パーカッションチーム 『ティンバラーダ』 というユニットが 世界的に有名になりました。
彼らはカーニバルでのサンバをベースに 元々の出自であるアフリカのリズムとパワーを全面に押し出した、言わば “先祖帰り” の底力を見せつけたことでブレイクしたんですね。
半裸の黒い肌に 部族伝統の闘いのペイントを施し、総勢100名に及ぶこともある 一糸乱れぬパフォーマンスには、観るものを圧倒する凄みがありました

現代では 望めば様々な情報が誰でも手に入りますし、どんなジャンルの音楽ともコラボレーションが可能になりましたが・・・それだけに、只の珍しさや目新しさに走ってしまう危険性も常に孕んでいます。
つまり選択の幅と自由度が広過ぎて、下手をすると俗に言う 「キワモノ」 的な存在で終わってしまう可能性まであるんですね
一方、始めから備わっている「血」には 他人が羨むほどの比類なき強さと共に “そこから自由に動けない” という 不自由な問題が付きまといます。
これは伝統和太鼓の世界に限らず フォルクローレなどの民俗音楽にも当てはまることなんですが・・・
同じ楽器を使っていても弾き方が明らかに違ったり、極端な話 リズムを半拍・旋律を一音変えただけで お隣の国の音楽になってしまったりする訳です
伝統を守ってゆくことは もちろん消してはならない重要な文化ですが、「自分はこう表現したい」 という個々の音楽性は許されず 封印されてしまうことにもなります。
幸か不幸か、僕は根無し草にもなりかねない 危険で広すぎる音楽の自由を選択できる立場で生きてきた訳ですが・・・
自分達の血やアイデンティティーをいかに失わず、新しい音世界を どんなスタイルで追求してゆくのか。
これは他の国の音楽を日本人がやる場合だけでなく 自分たちの国の音楽をやっていく上でも、一番難しく 永遠に避けられない課題のようですね。
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仕事・舞台

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  • 2011⁄07⁄21(木)
  • 16:18

はじめまして (^-^)

コメント有難うございますe-454
エクスタジアのステージ、観に来て頂いてたのですね♪

おっしゃる通り ああいうイベントでは和太鼓がメインですので・・・
他のメンバーが口々に賞賛を受ける中、メロディーの笛は特に御感想を頂けることもなく 少々寂しい思いをいたします(^^;)
こういう御感想を頂戴し、ケーナにも興味を持って頂けるのは 本当に嬉しい限りです。

構造は尺八とほぼ同じ楽器なので 最初は少し苦労されると思いますが、ゼヒ諦めずにチャレンジしてみて下さいe-348
お住まいがお近くなら ケーナ教室もあるんですが・・・e-263
ここのリンクからアルカディアのHPへ飛べますので、また何か御質問があれば御遠慮なくメールで訊いてくださいねe-278
(御希望でしたら 僕が使っているのと同じ作者のケーナも入手可能ですe-343
  • 2011⁄07⁄21(木)
  • 22:17

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