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黎明 ~ Reimei

今日は松村組の加古川公演です
いつものこと乍らやたらと使用楽器が多いので、忘れ物のないように確認しながら準備するだけでもナカナカ大変な作業です

今日の本番メニューもリキの入ったラインナップになってますが、予定曲目の中から一つ 数年前に僕が作曲した「黎明」という曲の御紹介をば
‥‥本編の中ではあまり詳しく説明する時間もありませんので (^^;)

ご存知の方はご存知ですが、この曲はアフリカの大草原・サバンナの夜明けをイメージして作りました
アフリカと言えば人類発祥の地。
単なる情景としてだけでなく文明や音楽の夜明け、そして自然や大地への回帰を アフリカ発祥の楽器マリンバと、D管という通常より長い 低音ケーナを使って表現しています。
マリンバは巨大な共鳴管を備えた木琴の一種ですが、その鉄で出来たパイプも元はヒョウタンでした。
実はウチにも全長40cmぐらいの可愛らしいのが居まして‥‥バラフォンという名前ですが、その楽器で無心に遊んでいた時に思いついた曲なんです
不思議なことに日本の童歌と同じ「ド・レ・ミ・ソ・ラ」という音階に鍵盤が並んでいるのですが、このペンタトニックと呼ばれる5音音階は インカ帝国やモンゴル・東南アジアなど、民俗学的に相互の文化伝播が認められない世界中の民族の間で古代から親しまれているものです。
様々な人種の血の中に共通するDNAのような音階・・・。 
それはもしかしたら、母なる大地の 太古の記憶なのかも知れません。 

Marembe


曲の途中で 小型のパンパイプと素焼きの笛を組み合わせたオリジナル楽器が登場しますが、あの部分にだけ――殆ど誰も知りませんが――実は歌詞という程でもない言葉が付いているんです
「マレンベ」・・・・これはアフリカの古いバンツー語の一種で、呪文のような言葉になっています。

文明という害毒に侵されてしまった人間は、用も無いのに忙しく走り回ったり 意味の解らない事を口走ったりするようになる。
それをアフリカの人々は “大地の恵みや神の威光から見放され 悪魔に取り憑かれた者” と見做し、何とか諫める為に「人間に戻れ、落ち着け落ち着け」と一生懸命 語りかけるんです。
その呪文の言葉が “マレンベ” なんですね

今日これを見てから会場に来られる皆さん、これから何処かで 「黎明」 を聴かれる機会のある皆さん。
そして、意味も無く毎日が忙し過ぎて 「一体何をやってるんだろう」 と考えてしまったことのあるアナタも・・・心の中で一緒に唱えてみて下さい。
マレンベマレンベ~・・・と。
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