不思議な文字
- 2012⁄10⁄09(火)
- 02:30
かなり前のことになりますが、家に届いた小包に何とも不可解なことがありました。
もちろん宛先は普通の日本語で記されているのですが、隅の方に鉛筆のようなもので 何やら判読できない文字のようなものが走り書きされています。
それが・・・どう見ても、アラビア文字のようにしか見えないんですよね
限りなくキレイに デザイン性も加味して書き直してみると、こんな感じ。

いったい誰が、何故? しかもこんなところに―――しばし、色々と考え込んでしまいました。
配達人がアラブ系のアルバイトだった? いや~、流石にそれはないかな・・・とか
外国では襲撃する相手の目印に、仲間にしか解らない記号で目印を付けたりするって聞いたことがありますが・・・まさかね、そんなヤバい仕事してないし σ(^^;)
これが一体何だったのかは 最後に種明かしする事にして・・・
文字というものは言葉の次に重要な伝達手段で、世界のどんな地域でも 文明の形成と発達に不可欠とされてきました。
エジプトやマヤなどの古代文明には 文字によってようやく解き明かされた謎や史実も多く存在します。
今だに解読されていない イースター文明のロンゴロンゴ、逆に同じくらい古い象形文字なのに 現在でも使われているトンパ文字などもあります。
面白いのは、考古学的な興味や価値を別にしても どの文字も非常に美しくて魅力的なことです
言語もその民族が聞いて心地よい音を基準に 発達してきた筈なんですが、アラビアや日本の書道のように「見て美しい」文字は 心地よさを通り越して芸術の域にまで高められてきました。
国にもよりますが、音と意味・そしてビジュアル要素を併せ持つ文字は、単なる伝達の記号から それ自体が特別な力を持つものだと考えられるようになったんですね。
神聖なる文字・・・イスラムなど偶像崇拝を固く禁じた宗教では、文字そのものが神もしくは仏とみなされました。
身の回りで一番有名なものというと・・・お寺などでよく見かける“梵字”でしょうか。

元はインドのブラーフミー文字というものですが、それぞれに音と意味があり 普賢菩薩や大日如来などの御本尊を表すとされています。
本来は軽々に扱ってはいけない神聖文字なんですが、最近では普通にTシャツなんかにもプリントされていたりしますね (^^;)
単に見た目がカッコイイからという理由でしょうけれど、やはりそれなりに文字自体が持つパワーを 皆ちゃんと感じているのかもしれません。
我々が現在使っている漢字は 御存知のように中国から来たもので、ひらがな・カタカナも そこからの派生だとされています。
でも実は日本にも、神代文字と言うものが存在したと唱える学者が少なくありません。
学会では単なる捏造だと決め付けられ、真剣に研究の対象になっているとは言いがたいのですが・・・。
阿波文字・阿比留草文字・カタカムナ・出雲・豊国文字と、古文書に記されているとされる神代文字は かなりの数を数えます。
中には確かに怪しいものもありますが、その全てが贋物だと断定してもいいものかどうか


上は“太占(ふとまに)”という占盤に記された、ヲシデと呼ばれる文字。 秀真(ホツマ)ともいいます。
下のは九州の国東半島にある、巨石に刻まれた神代文字と言われているものです。
まぁ、専門家じゃありませんし 真偽の程は判りかねますが・・・漢字が入ってくるまで わが国には文字は無かったのだ、と言い切る方が無茶だという気も しなくはないですね
それなりに力も感じる、面白そうな文字ですし・・・エジプトのヒエログリフみたいに、ちょっと使えたら楽しいかな
では最後に、家に届いた 謎の文字の真相究明をば。
気付くまでにかなりかかりましたが、左に90度回転させてみると・・・

メチャ汚い字で しかも横向きに「渡部」って書いてあっただけ、なのでした (^^;)
人騒がせな配達人さんだ・・・
もちろん宛先は普通の日本語で記されているのですが、隅の方に鉛筆のようなもので 何やら判読できない文字のようなものが走り書きされています。
それが・・・どう見ても、アラビア文字のようにしか見えないんですよね

限りなくキレイに デザイン性も加味して書き直してみると、こんな感じ。

いったい誰が、何故? しかもこんなところに―――しばし、色々と考え込んでしまいました。
配達人がアラブ系のアルバイトだった? いや~、流石にそれはないかな・・・とか

外国では襲撃する相手の目印に、仲間にしか解らない記号で目印を付けたりするって聞いたことがありますが・・・まさかね、そんなヤバい仕事してないし σ(^^;)
これが一体何だったのかは 最後に種明かしする事にして・・・
文字というものは言葉の次に重要な伝達手段で、世界のどんな地域でも 文明の形成と発達に不可欠とされてきました。
エジプトやマヤなどの古代文明には 文字によってようやく解き明かされた謎や史実も多く存在します。
今だに解読されていない イースター文明のロンゴロンゴ、逆に同じくらい古い象形文字なのに 現在でも使われているトンパ文字などもあります。
面白いのは、考古学的な興味や価値を別にしても どの文字も非常に美しくて魅力的なことです

言語もその民族が聞いて心地よい音を基準に 発達してきた筈なんですが、アラビアや日本の書道のように「見て美しい」文字は 心地よさを通り越して芸術の域にまで高められてきました。
国にもよりますが、音と意味・そしてビジュアル要素を併せ持つ文字は、単なる伝達の記号から それ自体が特別な力を持つものだと考えられるようになったんですね。
神聖なる文字・・・イスラムなど偶像崇拝を固く禁じた宗教では、文字そのものが神もしくは仏とみなされました。
身の回りで一番有名なものというと・・・お寺などでよく見かける“梵字”でしょうか。

元はインドのブラーフミー文字というものですが、それぞれに音と意味があり 普賢菩薩や大日如来などの御本尊を表すとされています。
本来は軽々に扱ってはいけない神聖文字なんですが、最近では普通にTシャツなんかにもプリントされていたりしますね (^^;)
単に見た目がカッコイイからという理由でしょうけれど、やはりそれなりに文字自体が持つパワーを 皆ちゃんと感じているのかもしれません。
我々が現在使っている漢字は 御存知のように中国から来たもので、ひらがな・カタカナも そこからの派生だとされています。
でも実は日本にも、神代文字と言うものが存在したと唱える学者が少なくありません。
学会では単なる捏造だと決め付けられ、真剣に研究の対象になっているとは言いがたいのですが・・・。
阿波文字・阿比留草文字・カタカムナ・出雲・豊国文字と、古文書に記されているとされる神代文字は かなりの数を数えます。
中には確かに怪しいものもありますが、その全てが贋物だと断定してもいいものかどうか



上は“太占(ふとまに)”という占盤に記された、ヲシデと呼ばれる文字。 秀真(ホツマ)ともいいます。
下のは九州の国東半島にある、巨石に刻まれた神代文字と言われているものです。
まぁ、専門家じゃありませんし 真偽の程は判りかねますが・・・漢字が入ってくるまで わが国には文字は無かったのだ、と言い切る方が無茶だという気も しなくはないですね

それなりに力も感じる、面白そうな文字ですし・・・エジプトのヒエログリフみたいに、ちょっと使えたら楽しいかな

では最後に、家に届いた 謎の文字の真相究明をば。
気付くまでにかなりかかりましたが、左に90度回転させてみると・・・

メチャ汚い字で しかも横向きに「渡部」って書いてあっただけ、なのでした (^^;)
人騒がせな配達人さんだ・・・
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いいなそれ
ちなみに 自分の携帯の裏には
不動明王の梵字ステッカー貼ってあるよ。