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笛の神殿 [1]

昔、井上陽水がヒットさせた曲に『夢の中へ』というのがありましたね。
「探し物は何ですか~ 見つかりにくいものですか・・・」という歌詞で、バックのエレキギターの旋律と共に 学生時代の思い出までが鮮やかに甦る、僕の大好きな歌のひとつになっています
曲の中では続けて「探すのをやめた時 見つかることも良くある話で・・・」と歌われますが、先日書いた3つの貴重な笛に関しては まさにそうだと言えるかも知れません。

コンドルの骨ケーナについては、数十年前に南米考古学を勉強していた時に知ってから その神秘的な存在にずっと惹かれ続けていました。
何故そんなものが作られていたんだろう、何処で演奏されていたんだろう、どんな音で鳴るんだろう・・・
ケーナというのは もともと人間の大腿骨で作られていたという伝説があり、古代アンデスの神々や 先祖との対話の為に使われたとされている特別な笛です
その言い伝え通り、現地の博物館に行くと 人骨やリャマなどの家畜の骨で作られた古い時代の出土品を 数多く目にすることができます。
しかしそんな中でも コンドルというのはインカ皇帝の生まれ変わった姿だとされ、現在でも「神の遣い」として崇められている聖なる鳥
なので、実は当時でもそんな簡単に その骨を笛にしたとは考えにくい背景があったりします。

kuntri web

太陽神を祀る何か特別な儀式などの際に演奏されていたとも考えられますが、ペルーでも数百年前に吹かれなくなったものですので 細かいことは一切不明 もちろん曲や記録も残ってはいません。
かなり前にコンドルは天然記念物にも指定されていますので、新しく販売用に誰かが作るというのも コレ難しい話なんですね★
そもそも、俺みたいな変なユーザーを除いては 需要が全く無いでしょうし。
なら、何故そんなものが手に入ってしまったのか今でも不思議なんですが、実はちょっとマニアックな民俗楽器を置いているだけの ごくごく普通の楽器店にあったんです
まぁ、そのことだけで 本当に古い出土品などではないことが判りますが・・・何故か売る気もさほど無かったようで、値札も付けられない状態で 店の奥のショーケースで埃をかぶっていました。
ペルー製であることと、コンドルの翼骨が使われていることだけは 店の記録から確認ができたんですけど・・・時代も含め、結局あとの細かいことは全く判りませんでした

コレクターが貴重なアイテムを 専用ケースなどに飾るのはよくありますが、これに関しては その範疇でも更にちょっと特別。
何せ元々が神様や御先祖に関わる笛ですし、それが神聖なコンドルの翼骨ということになると あだや疎かには出来ない気分になります☆
・・・という訳で、飾っておく台にもちょっと凝って プレインカの神殿風にしてしまいました (^^;)

DSCF1119web.jpg

後ろにある石組みのようなものは、ボリビアのティアワナック遺跡にある『太陽の門』がモチーフになっています。
何となく石っぽく仕上げてありますが、実はその辺にある只の角材を削って ちょっと加工してみただけ
鉄道模型なんかのジオラマ作りの本を参考に、石が苔むした感じも出してみたりして
 
もうひとつの骨製ケーナに関しては 本物のプレインカ出土品ですので、飾る台も更に悪ノリして大層なものにしてしまいました。
そいつの御紹介は またの機会に
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雑記・日常

Comment

直輸入の細工物

って言っても誰も疑わないw
  • 2013⁄02⁄13(水)
  • 23:23
  • [edit]

オミヤゲもの屋さんに

なれるかなv-278
門の真ん中についてるヴィラコチャ(太陽神)は、何故か一時期 ナショナル乾電池のオマケになってた消しゴムなんよ (^^;)
  • 2013⁄02⁄14(木)
  • 03:02

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