コタンコロカムイ
- 2013⁄06⁄01(土)
- 02:17
今年は早々と梅雨に入ってしまったようですね

洗濯物も乾かないし 毎日ジメジメして鬱陶しい季節・・・の筈なんですが、意外と好きだったりします。
前にも幾度か書きましたが、僕が住んでいる場所は 隣がお寺で裏が神社という 何ともオメデタイ立地☆
そのお陰で、周辺が開発されて住宅や道路が増えていっても 家の周りだけは数十年前から何も変わらず、静かで緑一杯なんです
まぁ・・・言い換えれば 取り残されたイナカ、なんですけど (^^;)
京都下賀茂の「糺の森」などもそうですが、住宅地の中に美しい自然の森が残っているのは ひとえに神社やお寺のお陰だったりするんですね。
どんどん削られて造成されてしまう山が 神聖じゃないわけでは決してない筈なんですが・・・
その緑が最も生き生きとして、雨に洗われた土の香りも一番柔らかいのが 梅雨時なので―――何やら懐かしさを覚えてしまう季節なんですよね
実はこの時期、もうひとつ 他の場所にはちょっとない楽しみがあります。
夜更けになると 神社の森からホッホー、ホッホーと・・・そう、人口も交通量も多い街なのに、何とフクロウが住んでたりするんですね

彼らが冬眠するのかどうかまではよく知りませんが、毎年必ずこの季節になると鳴き始めるんです☆
まぁ道端を歩いている黒い虫が ゴキブリかと思ったらクワガタだったり、夜中に家の前でなんか漁ってるのが 犬じゃなくてキツネだったりする一帯ですから・・・フクロウぐらい居て当たり前の環境なのかも知れません (^^;)
その声があまりにオカリナの音色そっくりなので、先日夜中の2時ぐらいに神社の階段を登っていって 自前のオカリナでセッションを挑んでみました
一瞬 「ん?誰だ?」 というように鳴き止んだりはするのですが、結局あまり近くには寄ってきてくれず・・・
音の高さと音質に 少し違和感があったのかな・・・もうちょっと暖かくなってから 再び挑戦状を叩きつけようと思ってます
ちょうど来週の末には 今年の北海道ツアーが始まりますが、アイヌの間では フクロウは村を守る神とされているんですね。
アイヌ語で 『コタンコロカムイ』 と呼ばれ、とても大切にされています
我々が普通に思い描くフクロウのイメージって、まずはこういう可愛い感じだと思うのですが・・・

こちらが北海道のコタンコロカムイ。

大きさも相当なものですが、神秘的な鋭い眼光と その迫力ある存在感たるや・・・さすがに「神」と崇められるだけのことはあります☆
こんなのと夜の森で出遭ったら、そりゃ畏れ入るわ・・・「只の鳥じゃない」 と思ってしまうのも無理はないですね~。
いや、実際に只の鳥じゃなくても 全然不思議じゃないかも (^^;)
長年専門に研究している方が 森に数週間泊り込んでも遭遇できるかどうかという希少種らしいので、北海道へ行ったからといって簡単に出逢える訳でも何でもないんですが・・・
う~、シブ過ぎる・・・いつかセッションしてみたいなぁ



洗濯物も乾かないし 毎日ジメジメして鬱陶しい季節・・・の筈なんですが、意外と好きだったりします。
前にも幾度か書きましたが、僕が住んでいる場所は 隣がお寺で裏が神社という 何ともオメデタイ立地☆
そのお陰で、周辺が開発されて住宅や道路が増えていっても 家の周りだけは数十年前から何も変わらず、静かで緑一杯なんです

まぁ・・・言い換えれば 取り残されたイナカ、なんですけど (^^;)
京都下賀茂の「糺の森」などもそうですが、住宅地の中に美しい自然の森が残っているのは ひとえに神社やお寺のお陰だったりするんですね。
どんどん削られて造成されてしまう山が 神聖じゃないわけでは決してない筈なんですが・・・
その緑が最も生き生きとして、雨に洗われた土の香りも一番柔らかいのが 梅雨時なので―――何やら懐かしさを覚えてしまう季節なんですよね

実はこの時期、もうひとつ 他の場所にはちょっとない楽しみがあります。
夜更けになると 神社の森からホッホー、ホッホーと・・・そう、人口も交通量も多い街なのに、何とフクロウが住んでたりするんですね


彼らが冬眠するのかどうかまではよく知りませんが、毎年必ずこの季節になると鳴き始めるんです☆
まぁ道端を歩いている黒い虫が ゴキブリかと思ったらクワガタだったり、夜中に家の前でなんか漁ってるのが 犬じゃなくてキツネだったりする一帯ですから・・・フクロウぐらい居て当たり前の環境なのかも知れません (^^;)
その声があまりにオカリナの音色そっくりなので、先日夜中の2時ぐらいに神社の階段を登っていって 自前のオカリナでセッションを挑んでみました

一瞬 「ん?誰だ?」 というように鳴き止んだりはするのですが、結局あまり近くには寄ってきてくれず・・・
音の高さと音質に 少し違和感があったのかな・・・もうちょっと暖かくなってから 再び挑戦状を叩きつけようと思ってます

ちょうど来週の末には 今年の北海道ツアーが始まりますが、アイヌの間では フクロウは村を守る神とされているんですね。
アイヌ語で 『コタンコロカムイ』 と呼ばれ、とても大切にされています

我々が普通に思い描くフクロウのイメージって、まずはこういう可愛い感じだと思うのですが・・・

こちらが北海道のコタンコロカムイ。

大きさも相当なものですが、神秘的な鋭い眼光と その迫力ある存在感たるや・・・さすがに「神」と崇められるだけのことはあります☆
こんなのと夜の森で出遭ったら、そりゃ畏れ入るわ・・・「只の鳥じゃない」 と思ってしまうのも無理はないですね~。
いや、実際に只の鳥じゃなくても 全然不思議じゃないかも (^^;)
長年専門に研究している方が 森に数週間泊り込んでも遭遇できるかどうかという希少種らしいので、北海道へ行ったからといって簡単に出逢える訳でも何でもないんですが・・・
う~、シブ過ぎる・・・いつかセッションしてみたいなぁ


スポンサーサイト
- category
- 自然・季節
Comment
Trackback
http://intiwatana.blog96.fc2.com/tb.php/99-70e01bd6
ぴーちゃん
雨降りの記憶を辿ったら
実家の竹藪を思い出した。
雨の音
土の匂い
葉擦れの音
竹同士がぶつかり合う音
…思い出したら 泣けてきた(´;ω;`)