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「相棒」 復活♪

・・・いや、別にそんなオオゲサな話でもないんですけどね
ブログを読んでくれた生徒さんやファンの方からも、「大丈夫なんですか??」と まるで僕自身の怪我を心配して下さるみたいに 問い合わせがあったりしましたので・・・ちゃんと御報告しておきます (^^;)
管が真っ二つに割れた!とかならともかく あんなヒビ程度なら、実はアロンアルファでもあれば 数秒で修理できちゃうんですよ。
ただ目視では殆ど判らないことが多いですし、楽器の構造上 例え針の先ほどの穴であっても空気が漏れていると全く鳴らなくなってしまうんです★
材料がそもそも割れ易い竹とか葦―――勿論可能性としては常にある危険ですので、コンサートの前には入念に状態チェックもするんですけど・・・
流石に舞台の上で割れてしまったんじゃ、出番までは音も出せませんので 気付かないという事になってしまうんですね~
何せ30年近くも愛用している上に 世界中を連れ回っている楽器ですので、今まで大きなトラブルもなく よく頑張ってくれてるもんだと思いますが。

サンポーニャ 2 web

サンポーニャという楽器については 以前にもブログで紹介しましたが、文化人類学的に見ても 最も古い歴史を持つと言われる笛で、世界中にその亜種が分布しています。
南米アンデスでも、3000年以上の歴史を持つケーナよりも更に古く プレインカ時代初期から存在していたようです。
大地の神“パチャママ”の遣いである「風」を司るとされ、ケーナと共に 特に神聖視されていた楽器なんですね

もちろん普通の楽器屋さんなどでは あまり扱われることのない存在ですが、コイツの魅力ももっと広く知って貰おう、と 最近ワークショップにも力を入れ始めています (^-^)
大人向けの竹を使った本格製作ワークショップは 過去にも何度かやりましたが、ノコギリやヤスリを使わなければならなかったり けっこう工作のスキルが必要になってくるんですね
元を糾せば―――まぁ単なる中空管の寄せ集めだったりしますし、演奏もケーナに比べれば比較的簡単☆
なので、子供向けでも出来るように 特殊なストローを使ったキットを作ってみました。

サンポーニャWS 1

何かちょっと 楽しそうでしょ?
組み上げるとこんな感じになります。

サンポーニャWS 2

北海道では小さな子供達を対象に催しましたが、ちゃんと演奏も出来ますので 大人でも楽しいかも♪
神戸元町にある「よみうり文化センター」では、この夏休みに小学生の自由研究や 工作用の特別セミナーとして開講される予定になっています。
大人でも受講OKなのかな・・・(^^;)
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音楽・楽器

遅ればせながら・・・

明けましておめでとうございます (^^;)
年越しのカウントダウンが無くなった分、まだ少しは区切りもつくようになりましたが・・・
明けて3日は毎年恒例、明石イオンでのイベントでしたし 今年は5日にブリーゼの新春公演が控えていましたので、何やら気分的に落ち着かない正月でした。
まぁ 他人様がお休みの時に楽しんでいただく仕事なんで、一緒に落ち着いてる場合でもないんですけど

実は演者にとっては 一番怖いパターンだったりするんですよね、コレ。
年末の慌ただしい時に 勢いに乗ってバーンとやってしまうか、年が明けて落ち着いてから 綿密なリハーサルを重ねて公演に望む、というのが本当は理想なんですが・・・
一旦OFFみたいになってリハーサルの緊張感も解け、人並みにお正月気分も少し味わった処で イキナリの本番ですから
特に松村組の楽曲は8分~12分と長く、直前にソロの順番が変わったり新しい構成が加わったりもするので 「アレ?次は何だっけ」 と思うこともしばしば。
他のジャンルなら、主旋律があってギターのコード回しが続き このピアノフレーズが聞こえたら次に出る、とか―――迷うことは殆どないんです。
処が太鼓の場合はそれが全く無いので、ソロの順番とキッカケのリズムだけで入らなくちゃなりません
17年もやってるんだから いい加減慣れろよ、と自分でも思うんですが・・・相変わらず密かに汗かいてます (^^;)

実は2月にソロライヴを企画していたんですが、会場となる喫茶店のマスターが年末に急に亡くなったりして 出鼻を挫かれた格好になってしまいました
今年はどんな展開になるのかな~、と 初詣に行った箕面の弁財天で引いたおみくじは・・・『半吉』
末吉とか中吉は知ってますが、そんなのがあるとは知らなかった数年前―――女房が引いたのを見て 元旦から大笑いしたのを覚えてます☆
う~む、とうとうこっちに回ってきたか・・・「待ち人 = 来ない」 とか断言されてましたが
まぁ、ここ数年 引き締めてかからなくちゃいけない現状に変わりはないですからね~、色々頑張らないとです。

箕面の瀧道を登ってゆく途中にある古刹「瀧安寺」のことは 何度かブログにも書きましたが、音楽の神様・弁財天を祀る社としては日本最古と言われています。
そのご縁で御参りするようになってから もう30年近くも経ちますが・・・豊かな自然や清冽な境内の佇まいは勿論 ここの和尚のお人柄が大好きで、何かあるたびに寄っては 親しくお話させて頂いてきました
この正月も勿論ご挨拶に伺いましたが、今年は何と!!春から縁起のいいサプライズが待っていたんです。

いつものように長々とお話させて頂いた帰り際・・・
「渡部さん、お年玉差し上げましょう」と言われて、奥から何やら大事そうに持って来られたものがありました。
「実はね、この磐笛なんですが・・・」

磐笛2014

え、えぇ~っ? お年玉って・・・
お話を伺うと、僕も知っている奈良の修験者の方が亡くなられて、その方の奥様が遺品の一つとして瀧安寺に持って来られたとか。
ふつう修験道で使用するのは法螺貝で、磐笛を持っておられるというのは あまり聞いたことがありません。
何でも天川の大弁財天社ゆかりの磐笛らしく、畏れ多いような気もしたのですが・・・
和尚の判断で、僕に吹いてもらった方が―――ということで、何と頂いてきてしまいました。。。いいのかなぁ
数年前に明石の海で授かった『天籟』に続いて 2つも磐笛を持つ身になってしまいましたが、やはり何か弁天サマからの啓示なんでしょうか☆
それもこの元日に 和尚から直接拝領することになるなんて、実にメデタイ話ですよね (^-^)
ちょっとだけ吹かせて頂きましたが、小さい身体に似合わぬ豊かな音量には驚かされました。
やはり何処かの海で授かったものらしく、砂岩に孔を開けて住んでいた貝の殻が 中にそのまま残っているのも珍しいです。
『天籟』は空間を切り裂くような鋭さを持っていますが、コイツは包み込むような丸くて優しい音色で・・・しかし、芯には硬く力強い光のような音波が感じられました。

まだ命名もしていませんが、そのうちライヴでも 音色を聴いて頂けるかもしれませんね
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音楽・楽器

笛の神殿 [3]

先日御紹介した コンドルケーナとプレインカの骨ケーナ☆
2つとも 勿論おいそれとは手に入らない貴重なものですが、どれほどレアであるにしろ まだ店頭で購入できる質のものでした。
3つ目はそんな偶然すら期待できない・・・逆に“探すべき物ではない”とまで言われていた笛。
2年半前に 明石の浜で授かった磐笛 『天籟』 がそれです

DSCF0984 web

角閃石安山岩か流紋岩の一種―――どちらにしても火成岩ですが、丸くてすべすべした卵形の石に丸い孔・・・という一般的な磐笛のイメージからは かなりかけ離れています
まぁ見慣れるとけっこうカワイイんですけど、最初はギョッとするほど 無骨で不気味な印象を受けましたね (^^;)
生業笛吹きですし 音の出るものは何にでも興味を持ってしまうタチですので、昔からその存在は知っていたんですが・・・
人間が演奏をする為に創り出したものではなく 自然のままで音を奏でることができる 楽しい石、程度にしか思っていませんでした

それは浜にあった何十万個という石の中から、出会うべくして出会ったもの。
古神道では 厳粛な「神降ろし」の為に使われてきた 神器でもある笛。
単なる石の笛ではない、太古から様々な場で 鎮魂と浄化の音色を奏でてきた存在。
そして拾ったものなどではなく、その音色を真に引き出すことが出来る人間だけが 「授かる」 もの。

色んなことを 各方面の先達に教えて頂きました
吹いているうちに音色もどんどん澄んでゆき、演奏中に足音が後ろで止まったのに誰も居なかったとか 不思議な事も何度か経験しましたが・・・
人生が大きく変わったかと言うと まぁ別段そんな訳でもなく (^^;)
今のところ奉納演奏の為に、各地の神社へ参拝する回数が 飛躍的に増えたぐらいのものでしょうか☆
自分の発する音の意味を考え、真摯にそれと向き合う上では 又とない相棒になってくれています

よく考えてみれば 僕が探し求めていた笛は、3つとも神や祖霊と 深く関わりのあるものばかりなんですね・・・
偶然なのか、それとも「音」というものを突き詰めてゆくと 結果どうしてもそこへ辿り着いてしまうものなのか。
ともあれ この笛も、先達に念を押されるまでもなく 軽々しく扱ってよいものである筈がありません
結局、ただ飾っておく訳にもいかず 新たな神殿を設えることになってしまいました。
ただコイツは 他の2つと違って、準日本神道系の笛ですので・・・

笛の神殿009web

こうなるワケですね (^^;)
安い端材ばかりではありますが、一応 『総ヒノキ造り』 だったりします
現在では少し進化して、ナマイキに赤い絹製座布団の上に鎮座したりしてますけど☆
う~む、細かい工作やってると一向に飽きないってのは いったい誰の血なんだろか・・・
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音楽・楽器

コレクターズ・アイテム

皆さんは何かをコレクションしたことって、ありますか?
割と一般的な切手やコイン、フィギュアなどから シブいところではアンティークパイプやオルゴール、お金持ちなら刀剣甲冑とかヴィンテージの車まで、それこそジャンルを挙げていったらキリがありません。
時には観賞用の石とか観光土産の木刀とか、他人にはちょっとスゴさが伝わりにくいモノもありますけど (^^;)
収集癖という言葉があるぐらい 物を集めること自体が好きな方も多いようですが、何故か男性の方が圧倒的に多いような・・・
もしかして、何かの防衛本能だったりするんでしょか?

かく言う僕も小学生の頃は 貿易をやっていた父のもとに届く外国切手を集めてましたし、日本酒のフタなんかは意匠も細かく種類も多いので流行ったりして・・・結構珍しいのを持ってました。
昔は喫茶店のマッチや割り箸の袋なども 店独自の楽しいデザインが多くて、それを集めてたこともありましたねー
チャランゴからの派生ですが、HPにも専用のアルバムがあるほどの 珍しいアルマジログッズコレクターだったりもします。

以前にも少し書きましたが、今や切っても切れない人生のパートナーである楽器“ケーナ”も ロシアの柳笛やドイツの鳥笛同様、最初は世界の民俗笛コレクションのひとつでしかありませんでした。
まぁ運命的な出会い、ってやつだったんでしょうけど・・・最初はあまりに鳴ってくれないんで 捨てたろかと思ったり、ね (^^;)
そのうち単身南米にまで渡り アンデスを放浪するキッカケにもなってしまう訳ですが、行くたびに色々な国で違うタイプのケーナを買ったり 一緒に演奏した仲間からプレゼントされたりしていると、やはりいつの間にか一大コレクションになってしまうんですね
しかし何せ演奏で使う訳ですから、一人眺めて悦に入る、という趣味カテゴリーとは少し違いますけど☆

切手でも何でもそうですが、コレクションと言うものは 少し佳境に入ってくると必ず「レアグッズ」というのに出くわします。
大抵の場合希少過ぎる為 めちゃめちゃ値が張って手が出ないか、お金を出して探してもそうそう手には入らないという類のアイテム
コレクションによっては 他人から見ると何の価値もない場合もあって、「何でお金出してまでそんなものが欲しいの」と バカにされることも少なくないんですが・・・
誰も持っていないものに魅力を感じるのは、コレクターとしては正しい姿勢ですよね
まぁ度が過ぎて そのために家財道具を売っちゃったり、家族に迷惑をかけたりするのは考えものですが★

僕の場合、笛のコレクターとしては そのうち何とか手に入れてみたい、と思うものが3つありました。
ひとつは現地でも既に博物館にしか存在せず、ペルー人の友人にも「今どきそんなものある筈ないよ」と冷笑された コンドルの翼骨で作られたケーナ。
もうひとつはインカ帝国時代、或はもっと以前の遺跡から発掘された笛。
そして神祀に関わるもので滅多なことでは授からない、と言われてきた 自然石の磐笛・・・
乗ってみたい車とか住んでみたい家には 昔から全く縁の無いビンボー人でしたが、不思議なことにこの3つに関しては ひょんなことから全て手に入れてるんですね
まぁ別にお金もかかってませんし、これをスゴいとか羨ましいと思う人自体 極端に少ないでしょうが (^^;)

コレクターにとって「こいつが一番」と思うものには 特別なショーケースとか飾る場所を与えたくなるものでしょうけれど、僕も御他聞に漏れず・・・他の笛とは一線を画して、大事に飾っておく為の専用台まで作ってあげてしまいました
その御紹介は また次回に。。。
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音楽・楽器

フォルクローレ・ワークショップ

朝晩の涼しさと共に虫の声も高くなって、ようやく少し秋らしい風情になってきましたね
芸術の秋だからってのも 何か短絡的でどうかとは思うんですが、やはり学校公演なども今からが一番忙しい時節になってきます。
心なしか、家へ通ってくる個人レッスンの生徒さんも 秋だけ若干増えるような・・・
まぁ、いいことなんですけどね☆ 何かを始めるにも キッカケは大事ですし。
ただ、冬になったら急に来なくなるってのは ヤメてほしいなぁ (^^;)

今日は朝早くに家を出て 高速と山道をひた走り、三重県は伊賀まで赴いてきました。
もっぱら忍者の郷で有名になり 信長も重視していた要衝ですが、ここは歴史も一際古く 倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が4年ほど滞在していたという伝説が残されています。
天照大神が現在の伊勢に鎮座する以前、その命を受けて諸国を巡り 最も相応しい場所を探していた倭姫命が立ち寄った土地・・・つまり 『元伊勢』 と呼ばれる 神聖な場所のひとつなんですね

今日の会場である 廃校になった小学校は、天照大神がいらっしゃったという その場所 「神戸(かんべ)神社」 からほど近い山中にありました。
今では地域のコミュニティーセンターとして活用されているんですが、そこの工作室を使って アンデスの楽器アンターラを作ろう、という珍しいワークショップが催されたんです。
アンターラというのはペンタトニックという5音だけの音階で、2千年の歴史を持つサンポーニャより更に古い形―――元伊勢ならぬ 「元サンポーニャ」 ですね
最近では北海道でも ストローを使った子供向けのワークショップをやりましたが、今回は材料もちゃんとした竹材という 本格的なもの。
午前中に竹をサイズ通りに切る所から始めて 楽器として組み上げ、午後には音律の仕上げと練習をして 我々の演奏に参加して貰う・・・というなかなかタイヘンな作業でした。
何せ20人ほどの妙齢の参加者が ほぼ全員、楽器に触った経験どころか 工作も小学校以来という猛者揃いですからして (^^;)
皆さん言った通りに行動してくれるとは限りませんし、危なっかしいノコギリの使い方を指導しているだけでも 時間がどんどん経ってしまいます

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色々と苦労しながら、それでも皆さんワイワイと 初めての楽器を楽しそうに作り上げてくれました
安堵したのも束の間、やっと演奏に漕ぎ着けるかという段になって 大問題が発覚
竹を切る段階で 寸法にかなりの余裕をもたせるコトが原因なんですが、出来上がった楽器は 実音とかなりかけ離れています。
実は 最後にこれを細かく調律してゆく筈だったのですが、その為の時間が もう残っていなかったんですね
せっかく頑張って作ったのに、最後に 「コンドルは飛んでゆく」 の演奏に参加するという予定が これでは根本的に無理になってくるという緊急事態であります。
結局その場で必死に考えた末、出来上がったアンターラの音律と曲のコードを照らし合わせて 一致するキーにこちらが変調して演奏するという裏技で 何とか目的は達成
皆さんも短い時間の中、しかも初めてとは思えない素晴らしい演奏で 大団円を迎えることができました。
最後の最後で、3倍疲れましたけど・・・いや~、何とかなって良かった

考えてみればそんなに遠いという訳でもないんですが、滅多に行かない場所なので 帰りに 近くの伊賀上野へも久々に寄ってきました。
ここには大学時代 一緒にフォルクローレをやっていた仲間が住んでいて、実家の和菓子店を継いでたりするんです
実家と言っても 何と創業は慶長年間、伊賀で400年以上も続く和菓子屋さんだというから凄い☆ 老舗、なんてもんじゃないですね

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伊賀では勿論 誰もが知っている有名店、『桔梗屋』 さんといいます。
僕の祖父、100歳まで登山を趣味にしていた スーパーじぃちゃんの白寿祝いの時には、大きな鶴亀の落雁を作って貰いました。
今ではもう大旦那ですし、お店の方が忙しくて フォルクローレもお休みしているらしいですが・・・大学時代と やってることも大して変わらない僕とは、えらい違いだな~ (^^;)
古い土地らしい、落ち着いた粋な和菓子を多く扱っている店です。
伊賀上野に行かれることがあったら、是非立ち寄ってみてくださいね
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音楽・楽器
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